DLA Piperの不動産分野における大規模なクライアントの多くは、数十年にわたり私どもの顧客であり続けています。DLA Piperは、お客様と弁護士・ロイヤーの間の良好な関係とは、単に個々の取引を遂行するだけではなく、お客様と長期的なパートナーシップを築き、将来起こりうる課題や機会を予測し、お客様と共に課題を克服し、お客様がビジネスチャンスを最大限活用することができるものであると考えています。
情報提供、報告、開示要件の増加:新しいデータツール・技術を活用することにより、不動産セクターにおいては、持続可能性・ESG基準に照らした社内報告及び社外報告の双方について改善が進んでいます。多くの国・地域において、EUの非財務情報開示指令(NFRD)のように、持続可能性に関する開示が義務付けられています。また、エネルギー及び環境に優しい設計に関するリーダーシップ(LEED)格付け制度、エネルギースター格付 (Energy Star rating) 制度、グローバルレポーティングイニシアチブ基準など、有力事業者は自主的な報告プログラムにも参加しています。現時点における課題としては、これらの報告システムが競合する場合にどのように活用するか、進化する基準や周囲の期待にどのように対応するかが挙げられます。