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トニー ・アンドリオティス

パートナー

「法律以外の側面も考慮した鋭い洞察力で問題に対応する、優れた弁護士である。」

Client, Dispute Resolution, Chambers Asia Pacific, 2023
概要

東京オフィスの訴訟・国際仲裁チームを率いるトニー・アンドリオティスは、ADRにおいて幅広い経験を有し、日本商事仲裁協会(JCAA)、国際刑事裁判所(ICC)、シンガポール国際仲裁センター(SIAC)及び紛争解決国際センター(ICDR)における各仲裁案件で、日本企業の代理人を務めました。また、訴訟案件、国際的な規制案件及び破産手続の分野においても豊富な経験があります。アンドリオティス弁護士は、日本に10年以上在住しています。

アジア各国におけるADR及びクロスボーダー紛争に関し、講演を行うことも多く、アジア国際仲裁センター、大韓仲裁院、上海国際仲裁センター及び日本商事仲裁協会における仲裁人リストにも掲載されています(Professional & Institutional Relations Officerも担います)。

資格・登録米国ニューヨーク州弁護士

主な実績

  • オーストラリアの物流会社との契約紛争に関して、日本のプライベートエクイティファンドの代理人を務める。
  • 製薬会社間の紛争において、ヨーロッパ系製薬会社の日本における子会社の代理人を務める。
  • 東南アジアに本拠を置く合弁会社のパートナーとの間のコーポレートガバナンスに関する紛争において、日本の金属を取り扱う企業の代理人を務める。
  • 米国に本拠を置く軍用品の製造事業者との間の紛争について、日本の商社の代理人を務める。
  • 国際的な規制調査及び犯罪捜査に関して、日本の自動車部品・コンデンサ製造事業者及び日本の大手金融機関の代理人を務める。
  • 海外汚職行為防止法(FSPA)に係る訴訟において大手商社の代理人を務め、国際貿易問題について頻繁に日本企業の代理人を務める。
  • エンロン社及びリーマン・ブラザーズ社の破産手続に従事する。
  • 製造物責任に関わる集団訴訟及び契約紛争の双方において、世界的な大手製薬企業の代理人を務める。
言語
  • 英語
  • 日本語
学歴・資格
  • フォーダム大学ロースクール(2003年、J.D.取得)
  • コーネル大学(1995年、B.A.取得)

受賞・表彰

  • Recommended Lawyer, Japan - Arbitration 部門, Who’s Who Legal (2021年-2024年)
  • Ranked in Band 4, Chambers Asia Pacific (2025年)
  • Dispute Resolution: International, Japan, Chambers Global (2023年–2025年)
 

出版物

  • 「Serving a Party in Japan by Hague Service Convention」 Japan Commercial Arbitration Journal: Vol.5. (2024年), 共著: , Tony Andriotis, Shingo Okada, and Eric Yao
  • "State of the Market 2023" (Asian Legal Business, 2023年12月: インタビュー)
  • "Arbitration Ambitions" (Asian Legal Business, 2023年10月: インタビュー)
  • 「Japan's arbitration landscape, five years on」Global Arbitration Review (2023年6月19日), 共著:前田葉子、David MacArthur、緑川芳江、Michael Mroczek
  • 「In Recap: ICC Asia-Pacific Conference on International Arbitration」, Part 2 (2022), Kluwer Arbitration Blog, Co-author with Anran Zhang (ICC) 
  • 「Cooperating on Disputes-Moving towards a Stronger Cooperative Foundation for the Settlement of Disputes in Asia」Japan Commercial Arbitration Journal VOL. 1 (2020年), 共著:Giorgio Fabio Colombo、David MacArthur、宮武雅子、Michael Mzerock、佐藤栞、Jiyeon Yu
  • ジャパンタイムズ、インタビュー及び特集記事 (2018年7月24日)
  • 「Thoughts on necessary change in Japan」Global Arbitration Review (2018年5月23日), 共著:古田啓昌、崎岡優希、Michael Mroczek
  • 「Settling Direct Disputes with Sovereigns: Striving for Transparency in the Settlement of Public-Private Partnership Disputes」Journal of International Business and Law: Vol.17: Iss.2, Article 3 (2018年), 共著: Joao Ribeiro-Bidaoui、 Soo-Hyun、Jean-Isamu Taguchi
  • 「Need for clarity: Where has international arbitration failed?」 Asia Business Law Journal: Vol.1.: Iss.6 (2017年), 共著: João Ribeiro, Lee Soo-Hyun and Jean-Isamu Taguchi
  • 「When You Can’t Beat Them, Enjoin Them—Injunctive Relief for SEP Infringement」Bloomberg BNA—International Trade Daily Bulletin: Vol. 14, Iss.187 (2014年), 共著:岩瀬ひとみ、Paul Dimitriadis
  • 「Japan's New Financial ADR System」 Bloomberg Law Reports—Alternative Dispute Resolution: Vol.1: Iss.2 (2010年), 共著: 宮武雅子

セミナー

  • スピーカー、Cross-Border Investigations and Disputes Masterclass(2023年10月17日)
  • 第2回国際仲裁委員会(第一東京弁護士会)勉強会「Accentuating the positive: How to move past the closure of the JIDRC through cooperation」(2023年6月30日)
  • パネリスト、Thailand & SE Asia: 4th Annual International Arbitration & Corporate Crime Summit「1st Grand Panel: Enforcement of Awards - Regional Updates in 2023」(2023年6月8日)
  • スピーカー、Conference on Getting ready for Breakthroughs in International Arbitration in Vietnam「Session 2: International Arbitration in Asia – Arbitration Institutions’ Discussions」(2023年5月12日)
  • スピーカー、UNCITRAL Asia Pacific Day 2022, The Role of Arbitration in Legal Harmonization. An East Asian Perspective「The Role of Arbitral Institutions in Creating Common Practices」(2022年12月13日)
  • スピーカー、JCAA創立69周年記念イベント:国際仲裁の新たな潮流-テクノロジーの活用とインタラクティヴ仲裁規則(2022年11月18日)
  • モデレーター、Japan International Dispute Resolution Center Tour & Arbitration Talk(2022年9月8日)
  • スピーカー、UNCITRAL Asia Pacific Day 2021, Bringing Arbitration to MSMEs「Institutional Tools and Practices for MSMEs in International Arbitration: A Global Approach」(2021年12月15日)
  • スピーカー、FRONTEO × DLA Piper 共催「Technology and Analytics in Cross-Border E-Discovery」(2021年6月17日)
  • モデレーター、FTI Consulting他共催、日本企業の裁判外紛争解決(ADR)8人の専門家による変化に対応するための企業の視点に立った実践的な最新情報(2021年3月11日)
  • パネリスト、Roppongi Bar Association主催、ADRに関するパネルディスカッション(2018年7月18日)

経歴

  • 2019年-2020年
    米国系国際法律事務所、東京オフィスのパートナー
  • 2007年-2019年
    米国系国際法律事務所、ニューヨーク及び東京オフィスのカウンセル及びアソシエイト。(日系最大手法律事務所への数年間の出向を含む。)
  • 2005年-2007年
    アメリカ合衆国国際通商裁判所の上席判事のクラークとしての経験

追加情報

  • テンプル大学東京キャンパス・ロースクール准教授(仲裁・クロスボーダー訴訟を担当)
  • 慶應義塾大学法学部非常勤講師(仲裁、国際法のケーススタディを担当)
  • ハンボルト大学ベルリン校(国際紛争・各種規制法を担当)

所属及び会員

  • 外国法事務弁護士登録 (原資格国:アメリカ合衆国ニューヨーク州)
  • 第一東京弁護士会
  • 米国ニューヨーク州弁護士会
  • 在日ギリシャ商工会議所創立会長
  • 欧州ビジネス協会理事会メンバー
  • ギリシャ弁護士協会理事
  • 日本商事仲裁協会Professional & Institutional Relations Officer
  • 日本仲裁人協会理事
  • 日本国際紛争解決センター顧問委員
  • ロータリークラブインターナショナル会員(六本木)

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