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2021年9月29日

ディーエルエイ・パイパーは、2030年の温室効果ガス排出量50%削減に向けてSBT(科学的根拠に基づく目標)を設定

2021年9月30日 DLA Piper International LLPは、2019年及び2020年の新型コロナウィルスの世界的流行前との比較において、「2030年までにディーエルエイ・パイパーによる温室効果ガス排出量を50%削減する」という科学的根拠に基づく目標(Science Based Targetの略称。以下「SBT」といいます。)を設定しました。この目標設定は、SBTイニシアティブによる承認のもとに、ディーエルエイ・パイパーの欧州やアジアを中心とする多数の拠点を対象として適用され、サプライチェーンによる間接的な温室効果ガス排出を含めて、そのバリューチェーン全体で展開しています。

温室効果ガス50%削減のSBT達成の推進に向けて、ディーエルエイ・パイパーは、その業務運営において数多くの変更を行い、複数のイニシアチブの導入を実施しています。これらには、持続可能な調達、環境配慮に富んだトラベルポリシー、カーボンアカウンティング、多数のオフィスにおけるクラウドベースのデータ管理、及び法律事務所組織におけるエンゲージメントキャンペーンが含まれています。

また、ディーエルエイ・パイパーは、2030年までにその使用電力の再生可能エネルギーからの調達を現在の61%から100%まで拡大することを目指しています。イギリス及びヨーロッパ諸国は2025年までに、その他のオフィスは2030年までに、再生可能エネルギー源による100%の電力調達に向けた取り組みを実施します。

ディーエルエイ・パイパーのSustainability and Resilience(持続可能性・レジリエンス部門)のマネージングディレクターであるJean-Pierre Douglas-Henry氏は、以下のように述べました。「このSBTが正式に承認されたことにより、ディーエルエイ・パイパーのバリューチェーン全体に及ぶ気候変動対策と温室効果ガスの排出削減への取り組みが更に認知されることになります。今やこの目標(SBT)は承認されており、ディーエルエイ・パイパーの全員がその達成を目指し、力を合わせて実現に努めなければなりません。ディーエルエイ・パイパーは、その実現を可能にする革新的なプログラムを開発しました。温室効果ガス排出量を2030年までに少なくとも50%削減するSBT達成に向けて、その目的達成への進捗を毎年ご報告することとし、ディーエルエイ・パイパーと皆様との更なる取り組みやクライアント及びサプライヤーの皆様と連携して取り組むのを心待ちにしています。」

ディーエルエイ・パイパーのSBTの承認取得、及び気候変動対策への継続的な取り組みは、より幅広い持続可能性及びESG戦略の一環であり、人々、クライアント、サプライヤー、社会及び環境の5つの戦略領域において、社会的及び環境的なプラスの波及効果を推進することに焦点を当てています。

ディーエルエイ・パイパーは、持続可能性とESG戦略についての第1回目のマテリアリティ評価の結果を検証しています。また、ディーエルエイ・パイパーは、イギリスのLegal Sustainability Alliance、及び最近設立されたNet Zero Lawyers Allianceの設立メンバーであり、環境マネジメントのISO 14001認証を最初に取得した法律事務所の一つです。

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